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 1. 授業の目標 Course Objectives
経済理論はマクロ経済学とミクロ経済学に分けられます。マクロ経済学が国全体の経済変数の動きを分析するのと異なり, ミクロ経済学は家計や企業など経済主体の行動をモデル化して分析します。ゲーム理論は近年ミクロ経済学の中で重要性を増しつつある理論ですが, 経済活動だけでなく様々な政治的社会的活動や生物の行動の分析にまで応用されます。本授業では,まずミクロ経済学やゲーム理論の基本的な枠組みを学び, その上で,いくつかの経済的社会的問題への応用についても学びます。

2 到達目標 Course Goals
本授業では第一に,ミクロ経済学の基本である家計と 企業の行動モデルから市場の需要曲線と供給曲線が導出される過程を学んで市場がどのように機能するかを学びます。第二に,そのような市場メカニズム によって効率的資源配分が達成される仕組みや,それがうまく機能しない「市場の失敗」の主な原因を理解することを学びます。最後に,ゲーム理論と その簡単な応用例としての不完全競争や情報の経済学ぶことを目標とします。

3 授業計画 Course Schedule
三つの到達⽬標を達成するために,以下の順序で講義する予定です。三つの到達目標を達成するために,以下の順序で講義する 予定です。
I. ミクロ経済学の考え方(10月):消費者・企業の行動と市場メカニズム 
II. 「市場の失敗」の原因と対応策 11月):不完全競争,外部性,公共財,情報の非対称性など
III. ゲーム理論の基礎と応用(12月): 戦略形ゲーム,展開形ゲーム,不完備情報ゲーム、繰り返しゲームなど
講義の他にも,ほぼ毎回練習問題を出して,履修者が理解度を確認できるようにします。 また,中間,期末の2回の試験の前には復習の時間を設け,試験後は解説の時間を設けます。

4 成績評価の基準と方法
中間試験と期末試験で4対6程度の 重みをつけて評価します。体系化された数理的な科目であるため,試験による絶対評価がほぼ可能なので,成績分布についての基準は特に設けません。 ただし合格基準は試験の難易度なども考慮して決めます。試験問題は授業中の例題や上述の練習問題と同水準のものですが,同じ問題ではありません。

5 講義指定図書  教科書:柳川・町野・吉野(2015)『ミクロ経済学・入門(新版)』有斐閣
 参考書:岡田章(2014)『ゲーム理論・入門(新版)』有斐閣
      
 (その他授業中に指示)

講義資料(この頁に跳ぶにはパスワードが必要です。)


社会の認識 (経済学とゲーム理論)