マックス・ウェーバー『経済と社会』第五版の構成
第一部 |
社会学のカテゴリー |
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Ch.1. |
社会学の基礎概念 |
阿閉吉男・内藤莞爾訳『社会学の基礎概念』恒星社厚生閣1987、清水幾太郎訳『社会学の根本概念』1972岩波文庫(ただし訳が悪い) |
Ch.2. |
経済行為の社会的基礎カテゴリー |
富永健一訳「経済行為の社会学的基礎範疇」(尾高邦雄編『マックス・ウェーバー』世界の名著、中央公論社1975) |
Ch.3. |
支配の諸類型 |
浜島朗訳『支配と権力』第一部1-11みすず書房1954、世良晃志郎訳『支配の諸類型』創文社1974第三章 |
Ch.4. |
階級と身分 |
浜島朗訳『支配と権力』第一部12、世良晃志郎訳『支配の諸類型』創文社1974第四章 |
第二部 |
経済と社会秩序―勢力 |
※『理解社会学のカテゴリー』未来社 |
Ch.1. |
経済と社会秩序 |
世良晃志郎訳『法社会学』創文社1974第一章 |
Ch.2. |
ゲマインシャフトの経済的諸関係(経済と社会)一般 |
厚東洋輔訳「経済と社会集団」(尾高邦雄編『マックス・ウェーバー』世界の名著、中央公論社1975) |
Ch.3. |
ゲマインシャフト形成とゲゼルシャフト形成の諸類型―経済との関係 |
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Ch.4. |
種族的ゲマインシャフト関係 |
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Ch.5. |
宗教社会学(宗教的ゲマインシャフト形成の諸類型) |
武藤一雄ほか訳『宗教社会学』創文社1976 |
Ch.6. |
市場ゲゼルシャフト |
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Ch.7. |
法社会学 |
世良晃志郎訳『法社会学』創文社1974第七章 |
Ch.8. |
政治ゲマインシャフト |
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∫ 1 |
政治団体の本質と「適法性」 |
浜島朗訳『支配と権力』第二部第二章 |
∫ 2 |
政治的ゲゼルシャフト結成の発展段階 |
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∫ 3 |
勢力威信と「列強」 |
浜島朗訳『支配と権力』第二部第三章 |
∫ 4 |
「帝国主義」の経済的基礎 |
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∫ 5 |
「国民」 |
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∫ 6 |
ゲマインシャフト内部の勢力配分:階級、身分、および党派 |
浜島朗訳『支配と権力』第二部第四章 |
Ch.9. |
支配の社会学 |
浜島朗訳『支配と権力』第二部第一章: 世良晃志郎訳『支配の社会学I』創文社1960 |
∫ 1 |
支配の構造形式と機能様式 |
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∫ 2 |
官僚制的支配の本質、前提、および展開 |
世良晃志郎訳『支配の社会学I』創文社1960 |
∫ 3 |
家父長制的支配と家産制的支配 |
世良晃志郎訳『支配の社会学T』創文社1960:浜島朗訳『家産制と封建制』1957みすず書房 |
∫ 4 |
封建制、「身分制国家」、および家産制 |
世良晃志郎訳『支配の社会学U』創文社1962 |
∫ 5 |
カリスマ的支配とその変形 |
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∫ 6 |
政治的支配と教権制的支配 |
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∫ 7 |
非正当的支配(都市の類型学) |
世良晃志郎訳『都市の類型学』創文社1964 |
∫ 8 |
合理的国家、近代政党-議会(国家社会学) |
石尾芳久訳『国家社会学』 |
付録:安藤英治訳『音楽社会学』創文社1967