インタビュー:
現役ゼミ生から見る,ゼミの魅力とは

自分で何かを発すれば,かならず実現できる場所。

岡野ゼミのみなさん

あなたにとってゼミはどんな存在ですか?

和田さん:とらえ方は人それぞれですが,自分で選びとることができる,大学時代の重要な居場所の一つだと思います。岡野ゼミは毎週水曜の2コマの時間ですが,気持ち的にはもっと大きなウエイトを占め,自分次第で楽しくなるし積極的にそうしたいと思っています。

どんなところが面白いですか?

和田さん:岡野ゼミはみんなで決めたテキストを読み,3年生が疑問点を出し,3,4年生,院生,先生で解決策を模索していくのが基本スタイル。みんなが関心のあることを延々と話し合う時間で,授業とは全くちがう発見と刺激がたくさんあります。
それから,ゼミは「やりたい!」と言えばいろんなことを実現できる場所です。たとえば誰かが何か発すると,物事が予想以上にどんどん動いていく感じがしています。

和田聡さん
和田聡さん
豊島学院高等学校(東京都)出身。元男子ソフトボール部副キャプテン

ゼミで培ったことは何ですか?

和田さん:ゼミに入る前,ぼくの生活は授業と部活のほぼ二色でした。部活ではみんなの目標が「試合に勝つ」や「成績を残す」など同じ方向を向いています。でもゼミは興味も目標もバラバラで,そういう場所で自分の意思表示をきちんとすること,同時に周囲の意思を尊重することが,どれだけ大切かがわかりました。

これからゼミに入る皆さんへ伝えたいこと

和田さん:興味がある分野を選ぶのはもちろん,そのゼミにいる人と2年間過ごしたいか,雰囲気が合っているか,そういう面も大事にするといいと思います。それには実際見るのが一番。説明会だけでなく,ゼミ見学に来てみてください。