北大に留学を希望する方へ

交換留学生の受入れ(海外の大学から北海道大学へ)

経済学院・経済学部では,海外の協定校から交換留学生(特別聴講学生・特別研究学生)を受け入れています。受入れの条件は,下記のとおりです。

  • 学部:日本語能力試験N2以上を取得していること
  • 大学院:日本語能力試験N2以上または経済学士号を取得していること

その他の条件・詳細については所属大学交換留学担当または北大国際教育研究センターにお問い合わせください。

留学生への大学院案内

講義の多くは日本語で行います。入学試験と学位論文執筆は英語のみでも可能ですが,英語での講義は,理論経済学および一部応用経済学など,分野が限られます。したがって,留学前または留学中に,日本語能力試験N2を取得することが望ましいでしょう。

入学プロセスの例

1.国費留学生が研究生を経て修士課程に入学する場合

3-5月 在外日本大使館・領事館で国費留学生に応募
7-8月 在外日本大使館から国費留学生の1次選考合格証を受け取る
8月 北海道大学へ申請・受入内諾書を受け取る
翌年2月 国費留学生2次選考合格証を受け取る
4月 渡日
4月 北大日本語集中コースを受講(6ヶ月)
10月 経済学部研究生に入学(6ヶ月)
翌々年2月 修士課程 外国人留学生特別入試を受験
4月 合格後,修士課程に入学

2.国費留学生が直接,修士課程に入学する場合

3-5月頃 在外日本大使館・領事館で国費留学生に応募
7-8月頃 在外日本大使館から国費留学生の1次選考合格証を受け取る
8月 北海道大学へ申請・受入内諾書を受け取る
翌年2月 国費留学生2次選考合格証を受け取る
2月 修士課程 外国人留学生海外特別入試を受験
10月 合格後,渡日・修士課程に入学

3.私費留学生が研究生を経て修士課程に入学する場合

5月または11月まで 北海道大学経済学部へ申請・研究生の受入内諾をとる
6月または12月 研究生に出願
10月または4月 渡日
10月または4月 経済学部 研究生に入学(6-12ヶ月)
翌年2月 修士課程 外国人留学生特別入試を受験
4月 合格後,修士課程に入学

4.私費留学生が直接,修士課程に入学する場合

2月 渡日
2月 修士課程 外国人留学生特別入試を受験
4月 合格後,修士課程に入学

奨学金

外国人留学生奨学金や学費免除は競争的です。選考では,学業成績GPA,学術論文数,学会報告数,学会参加数が重視されます。また,経済学部・経済学院ティーチング・アシスタントなど,条件付ながら学内雇用の機会もあります。

日本政府(文部科学省)奨学金留学生(大使館推薦) 申請者各位

北海道大学大学院経済学院は,大使館推薦の日本政府奨学金留学生を歓迎します。受入内諾書(Letter
of Acceptance)の希望者は,第一次審査に通過した後,下記の書類を添えてメールを送ってください。在外公館での第一次審査を通過する前の申請は受け付けません。

◆Entry Sheet for Government Scholarship Students (Graduate Schoolof Economics and Business Administration, Hokkaido University)(PDFWord

◆在外公館が発行する第1次選考合格証明書(Passing Certificate of the Primary Screening)

◆在外公館へ提出した書類一式(申請書,出身大学の成績証明書,専攻分野及び研究計画等に在外公館の確認印が押されたもの,語学証明書)

連絡先

〒060-0809 札幌市北区北9条西7丁目
北海道大学経済学事務部 教務担当 証明書発行担当

電話:011-706-3164 FAX:011-706-4947
【電話受付時間 平日8:30~17:00】

Eメール:ecokyomu(at)jimu.hokudai.ac.jp
(迷惑メール防止のため(at)を@に書換え,送信して下さい

様々な制度と支援

経済学院・経済学部は,北大トップクラスの国際環境を誇ります。そのため本学院・学部には,国際教育研究センターの支援に加え,独自な国際化制度があります。

留学生全員に指導教員(ゼミに所属します),留学生チューターがつき,学生教育研究災害障害保険が与えられます。留学生チューターは,タイプIが学習支援(30時間),タイプIIが論文添削(30-60時間)を担当します。
本学院・学部が費用を負担するので,是非,計画的に活用して下さい。

留学生支援のイメージ

ケース:留学生Aさんの場合

  1. 空港で留学生サポーターが出迎えてくれて,生活準備を支援してくれた。
  2. 留学生懇親会で,海外に関心のある日本人の友達がたくさんできた。
  3. (大学院生はもちろん,交換留学生や研究生も)ゼミに所属でき,担当教員や先輩が指導してくれた。
  4. チューター・タイプIが,入学後の半年間,毎週1時間会って,学習を支援してくれた。
  5. 国民健康保険に加え,学生教育研究災害障害保険に入っていたので,通学時の交通事故に治療費(一部)が出た。
  6. チューター・タイプIIが,卒業前の1年間,論文を定期的に添削してくれたので,日本語で学位論文を完成できた。